iDeCo(イデコ)について 会社を辞める前にしておくこと、辞めたらすべきこと

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(写真=underverse/Shutterstock.com)

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」について、その内容や手続きを十分に理解しているでしょうか。iDeCoは会社を退職する際、手続きが必要となります。今回は、会社を辞める前後にすべきことについて紹介していきます。

iDeCo(イデコ)について退職前にしておくべきこと

iDeCoは、自営業や専業主婦(主夫)、会社員、公務員など、立場によってそれぞれ拠出限度額が異なります。そのため、会社を辞める場合はその後どうするかによって手続きも異なります。退職前に手続きが必要な場合は、その手続きを忘れないようにしましょう。

●iDeCoに加入していた人が専業主婦(主夫)や自営業者などになる場合
引き続きiDeCoに拠出することができます。もっとも、拠出限度額が異なってくるため、加入している金融機関に被保険者種別変更の手続きをすることが必要となります。種別変更に伴い書類などを提出します。

●iDeCoに加入していた人が別の会社の社員や公務員になる場合
転職する企業に企業型確定拠出年金がある場合、iDeCoの加入資格を失うことがあります。この場合の手続きは、転職先の担当者に問い合わせる必要があります。

公務員となった場合や公務員から会社員に転職した場合は、事業主証明の他に登録事業所変更の手続きを行う必要があります。iDeCoに加入している金融機関を通した手続きになるため、問い合わせて必要書類を請求しましょう。

iDeCo(イデコ)について退職後にするべきこと

iDeCoに加入していた人が退職後にすべきことは、拠出限度額に変更があるかどうかによります。拠出額に変更がある場合は、運用する方法や投資先を変更・見直す必要が出てきます。そのため、まず、自分が退職後どのような属性になるのか、iDeCoの拠出限度額はどのように変わるのかをきちんと確認しましょう。

● 拠出額を確認する
拠出限度額を確認し、今後の拠出額を決定しましょう。退職して無職になる場合は、今までと同じ金額で拠出することが難しくなるかもしれません。そのような場合は、拠出金を最低金額の5,000円にするなど抑えておくことも可能です。拠出金を0円として停止しておくことも可能ですが、その場合は管理手数料だけは引き落とされてしまう可能性があるため、あまりおすすめはできません。

● 投資先を確認する
退職前には比較的金銭的に余裕があったという方もいるでしょう。しかし、ハイリスクな投資先にしていた場合などは今後の経済事情を踏まえて、投資先の変更を検討する必要がでてくるでしょう。投資先の変更の際は「リスクが低いものに変更する」「配分を変更する」「投資していたものをスイッチングして利益を確定してしまう」という方法もあります。

もちろん、安定志向を重視するためにリバランスする方法も可能です。

● プランニングする
今後、転職する場合は特に気にする必要がないかもしれませんが、一定期間無職となる場合は、マネープランを再構築する必要があります。マネープランの中でiDeCoをどう扱っていくのかも含めて検討することをおすすめします。

会社を辞めると手続きも多い

iDeCoに加入していた場合、退職後もそのまま資格があったとしても、拠出限度額の変更がある可能性が高いです。会社を辞める前や辞めた後にするべきことをしっかりと行い、手続き漏れのないようにしていきましょう。

>>イデコについてもっと詳しく知りたい方はこちら

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