あなたは肉食系女子?それとも草食系?干物系?投資の期待リターンとは

(写真=Syda Productions/Shutterstock.com)

アクティブに投資をして老後資金を目いっぱい増やしたい肉食系女子がいれば、リスクを抑えて手間を掛けずに安定的に資金を運用していきたい草食系・干物系女子もいます。将来のために個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を上手に活用していきたいけれど、自分に合った運用をするにはどうすればよいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで、肉食系女子から草食系・干物系女子まで、それぞれのタイプに合わせたiDeCoの活用法を紹介します。

投資の期待リターンとは

投資をする際にまず頭をよぎるのは「どのくらいの利回りで運用できるのか」ということです。それを把握するための一つの方法が、期待リターン(期待収益率)という数字です。

これは、投資する場合に予測される収益の平均値のことで、簡単にいうと、過去の実績をもとに将来どのくらいの利益を得られるかを予測したものです。投資の場合、高いリターンを期待できる場合は、それに伴ってリスクも高くなります。iDeCoでの運用を始めるうえでは、この期待リターンとリスクをしっかり理解することがポイントとなります。

高いリターンを狙う肉食系女子が気をつけること

少し高めのリスクがある運用に挑戦するのが、肉食系女子です。老後資金のベースはしっかり確保できている人や、子どものいない人、会社員の共働き妻などリスクが取れる人は、肉食系としてガッツリ資産を増やすことに挑戦してもといいでしょう。

このような肉食系女子は、高いリターンを狙いつつ、少しでもリスクを抑える工夫をすることがポイントです。全世界の株式に投資しつつ、国内株式や外国債券など幅広く分散投資をしていくといいでしょう。

投資をする際には、どうしてもリターンに目が行ってしまいがちです。そのため、高いリターンには高いリスクがついてくるということをきちんと理解し、資産が目減りする可能性がどれくらいあるか見積もったうえで、どんな状況がきても落ち着いた行動が取れるようにしておくことも重要です。

ローリスクの草食系、ノーリスクの干物系女子が気をつけること

リスクは抑えて安定して運用していきたいという草食系女子や、元本確保型だけでリスクは一切取りたくないという干物系女子もいるでしょう。独身OLや自営業の妻、運用経験がない初心者など、大きなリスクを取りたくない、あまり手間をとりたくないという草食系・干物系女子は、まずターゲットイヤーファンドやバランス型ファンドを活用し、一本で運用をお任せできる投資信託の利用を考えるといいでしょう。

ターゲットイヤーファンドとはバランス型ファンドの1種で、ターゲットとなる期限(年)が設定されていて、時間の経過とともに積極的な運用から安定的な運用へ自動的に切り替わっていく投資信託です。いったんファンドを選んでしまえばあとは自動的に資産配分が調整されていくので、投資初心者の方や忙しい会社員の方にもおすすめです。

バランス型ファンドは、複数の投資対象にバランスよく投資し、資産配分の割合も自動的に調節してくれるタイプの商品もあります。そういったバランス型ファンドは自分で資産配分を考えたり、運用実績から見直しを行ったりする必要もないため、初心者でも安心して運用を始めることができます。

干物系女子のように元本確保型100%にすると、運用コストで元本割れしてしまう危険性があります。元本確保型商品の定期預金は金利が低いにも関わらず、iDeCoは口座管理の維持費が最低でも年間2,004円かかります。長期運用すればするほど、年々損が膨らんでしまうので注意しましょう。

このような干物系は、確かにリスクは低いのですが、その分リターンも低く、なかなか元本が増えていかないかもしれません。高いリスクを取ると、せっかく積み立てた資金に損失が出て減ってしまうという心配もありますが、運用期間が長ければ、取り返す時間を確保することができます。

老後の資金を増やすためにも、運用に慣れてきたら、少しずつリスクを取って一歩踏み出してみることも重要です。

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