年利15%以上!?デパート婦人の味方「百貨店友の会」

(写真=Veles Studio/Shutterstock.com)

デパートをよく利用する人におすすめしたいのが、毎月一定額を積み立てる会員制サービス「百貨店友の会」です。満期を迎えると一定額を上乗せした商品券を受け取ることができます。金融商品と比べても利回りが良い場合もあり、商品券以外に特典・サービスもあるので、デパートでよく買い物をする人にはお得な商品と言えます。

超低金利時代の中、高い年利で注目されており、毎年利用者が増加している「百貨店友の会」がどのようにお得なのかを紹介していきます。

「百貨店友の会」とは

毎月の積立金額は3,000円、5,000円、1万円、3万円、5万円などのコースがあり、1年満期で1ヵ月分のボーナスを付与するのが一般的です。なかには歌舞伎などの観劇に招待されるコースもあります。デパートによってはポイントカードと友の会の商品券を併用でき、商品券で支払ってもポイントが貯まる場合もあり、ダブルで得になります。

デパートごとに決めている会員特典も見逃せません。ホテル、レストラン、美術館、レジャー施設などで割り引きを受けることができたり、割引優待券がもらえたりするサービスが多く見られます。また、デパートが開催している有料イベントで会員証を提示すれば無料になったり、対象商品を割引価格で購入できる会員向け特別優待会が開かれたりすることもあります。

友の会の会員証を提示すれば、いつでも買い物が5%オフになるサービスが付くデパートもあるなど、利用者にとって嬉しいサービスがあるのも見逃せません。積み立てを始めるときは、どのような特典がつくのかも合わせてチェックしましょう。

百貨店友の会を金融商品だと見立てると年利約15%!?

「デパート友の会」の最大の魅力は利回りの良さです。例えば、1万円を12ヵ月間積み立てて、満期時にボーナス1万円を上乗せした13万円を受け取った場合、実質的な利回りに換算すると15%を超える利回りです。

これは通常の普通預金などと比べても圧倒的に高い利回りです。しかも、銀行の利息や株の売却益などのように約20%の税金を引かれることもないので、デパートをよく利用するのであればお得だと言えます。次章で友の会の利回り計算方法を見ていきましょう。

「友の会」利回り計算方法

通常の利回り計算方法は「利息÷元本×100」となります。この式に友の会のボーナスと積立金を当てはめると、1万円÷12万円×100=約8.33%となります。しかし、実はこの計算方法は正しくありません。というのも、上記の計算ですと「1回に12万円を積み立てた場合の利回り(12万円の運用期間が12ヵ月)」となるため、友の会の積立方法である「毎月1万円を積み立てていく」という場合の利回りとは異なってしまうからなのです。

「毎月1万円を積み立てていく」場合、初月の運用期間は12ヵ月、その後運用期間は1ヵ月ずつ短縮され、最終月の1万円の運用期間は1ヵ月となります。よって、実質の運用期間(12+11+10+……+1)÷12=6.5ヵ月となり、実質利回り=1万円÷6.5万円=約15.38%となります。

よく利用するデパートで賢く使う

デパートによっては満期6ヵ月のコースもあります。中には1年間積み立てるコースと同じように、満期を迎えると半月分を上乗せするデパートもありますが、基本的には1年間積み立てるに比べてメリットは少なめ。そうはいっても、お得なことに変わりはないので、デパートで頻繁には買い物はしないが、年に何回かは利用するという人にはいいかもしれません。

しかし、そもそもデパートは高額な商品が多いことや、積み立てをしたデパートでしか商品券が利用できない点にも注意が必要です。どんなに高い利回りでも、使わないデパートの商品券を手に入れても仕方ありません。よく利用するデパートがあるのであれば、年間に利用する金額を計算した上で賢く使うといいでしょう。

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