【年代別】30・40・50代主婦が確定拠出年金に入るときの注意点

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(写真=Khakimullin Aleksandr/Shutterstock.com)

個人型確定拠出年金、いわゆるiDeCo(イデコ)は、2017年1月から主婦でも加入することができるようになりました。

そのため、iDeCoに興味を持っている主婦の方も多いでしょう。実際に主婦がiDeCoに加入するときに注意することにはどのようなものがあるのでしょうか。今回は年代別にみていきます。

30代専業主婦がiDeCo(イデコ)に入るときの注意点

30代の場合、年金支給の60歳までまだまだ時間があるため、長期的な投資が可能です。しかし、子育てにかかる費用がこれから多くなる場合や、または、すでに多くなっているという場合もあります。

● 長期的な運用を視野に入れた商品を選択
長期的な運用が可能になるため、多少リスクが高い運用商品を選んで失敗した場合もリカバリーがしやすいといえます。そのため、積極的な運用をすることも可能です。

投資商品の選定をする際に考慮しなければいけないのは、元本保証の商品は利息がほとんどつかないという点です。安全性が高くなりますが、手数料分でマイナスになってしまうこともあります。

● 目的別に資金をわける
子どもがいる家庭においては子育てに費用がかさんでいくということも考えられます。また、急な出費などで経済的に余裕がなくなることもあります。さまざまな出費に備えて、iDeCoの拠出額を最低の5,000円に設定し、残りの余剰資金は換金性の高い預貯金などで貯めておく選択肢も検討しましょう。

40代専業主婦がiDeCo(イデコ)に入るときの注意点

40代の専業主婦の場合、子育ての費用の見通しができている時期でもあり、比較的経済的に安定している方も多いでしょう。iDeCoも始めやすい年代と言えます。自宅の購入などを検討していたり、ローンの返済に追われていたりする場合もありますが、そのような中でも計画的にコツコツと貯めていくことができます。

● 資金面のプランニングがしやすい時期
子育ての見通しや住宅購入など、ライフイベントも考えられる時期ですが、比較的資金面の見通しが立ちやすい時期とも考えられます。iDeCoに回せるお金についても同様に判断しやすい時期です。ご自身のライフプランに合わせて拠出金額を設定しましょう。

● 多少苦しくても拠出してみる
経済的に見通しが立っていても、家計は逼迫しているかもしれません。しかし、この時期からコツコツ貯めていくかどうかで老後の生活が安定しているかどうかの分かれ道になることもあります。多少大変なこともありますが、40歳から最低金額の毎月5,000円を拠出していけば、年間6万円、20年間で120万円の貯蓄が可能です。

毎月5,000円という比較的難しくない金額でも、長期間ならば大きな金額になるのです。過剰な拠出金にならないように注意は必要ですが、まずはiDeCoをはじめてみることが大切です。

50代専業主婦がiDeCo(イデコ)に入るときの注意点

50代は老後の資金面の不安が見えてくる年代です。この時期でもiDeCoに加入するメリットはあります。しかし、60歳までと考えるとのあと10年ほどしかありません。そのため、投資でリスクを取り過ぎてしまうとリカバリーする期間が多く残されていないため注意が必要です。

● 運用先は安定志向で
そのため、50代のiDeCoは、運用期間が短いため極端なリスクを取らないようにすることをおすすめします。老後の生活の不安から、できる限り毎月の拠出金を増やしたいと思ってしまいがちですが、ハイリスクにより元金を割ってしまうようでは本末転倒といえます。そのため、無理にリスクを取らずに安定した投資先を選ぶようにしましょう。

● 加入期間は足りる?
iDeCoは60歳から引き出すことができますが、加入期間が10年ないと引き出し可能年齢が引き上げられます。そのため、60歳から支給されることを見込んで加入したら、期間不足のため引き出せないということもあります。50代からのiDeCoの加入は自分の年金がいくつから引き出し可能なのかまで確認して加入することが重要でしょう。

注意点をおさえて活用しよう

主婦がiDeCoに加入するときには、年代やライフスタイルによって注意点があります。年代ごとの注意点を踏まえ、加入の可否や加入した後の運用などを検討してみることをおすすめします。

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