働く女子が今すぐiDeCo(イデコ)を始めるべき理由

(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)

女性の社会進出が進み、働く女性も多くなりました。しかし、結婚・出産、子どもの養育費、そして老後の資金の蓄えなど、お金が必要なタイミングは人生にとても多いため、ただ働いてお給料だけで賄うのは不安があります。そんな働く女性に今すぐ始めてほしいのが個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」です。

しかし、「iDeCoってそもそも何?」という方も少なくないのではないでしょうか。今回は、そんな初心者にも安心なiDeCoの基礎や、どれくらいお得になるのかということを働く女子向けに紹介していきます。

注目のiDeCo(イデコ)。いまさら聞けない基本をおさらい

女性が男性に比べて長生きなのは皆様ご存じのとおりです。厚生労働省の「平成28年簡易生命表(女)
」によると、女性の平均寿命は87.14歳です。年金がもらえるようになる65歳から20年以上は生活していくことになります。

例えばもらえる年金が年間150万円だとすると、手持ちの貯蓄も切り崩していくことになる可能性が高いでしょう。80歳、90歳と時間が経過していくと、手持ち金も残り少なくなり不安が募るのではないでしょうか。そのため、女子の場合、なおさら今から少しでも自分で老後資金を貯めることが必要なのです。

しかし国民年金や厚生年金などの公的年金だけでは、ゆとりある老後の生活を送るには不十分。そうすると、足りない分は自分の力で用意する必要があります。ですが生活費をまかないながら、老後資金を別に貯めることはなかなか大変だという方もいるのではないでしょうか。

そんな時に役立つのが「iDeCo(イデコ)」です。老後資金を自分で作るためのお得な制度のことです。具体的には、60歳までの間に毎月一定の金額(掛け金)を出して、その掛け金を投資信託などの金融商品で運用し、60歳以降に運用した資産を受け取れるというものです。

iDeCoの最大のメリットは掛け金が全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されるという点です。他にも、運用中に得た利益に対する税金が0円であること、運用資産を受け取る際には一定金額までは非課税など、税制優遇を受けることができます。

現在の収入を踏まえライフプランを考えよう

iDeCoは拠出時、運用時、受け取り時の税制優遇を利用し、現在の収入に合わせた掛け金を設定することで、無理のない積み立てをすることができます。掛け金は高いほど拠出時の節税効果もアップするので、年間の掛け金上限金額内で収入アップに合わせて掛け金を上げるのも有効です。一方、現在の収入が少ないのならば、掛け金を少額にして、その分を子どもの養育費や生活費にあてるのも1つの考え方でしょう。

大事なことは、iDeCoの税制優遇というメリットを踏まえつつ、自分のライフスタイルに合った積み立てを行うことです。

実際どれくらいお得になるの?計算してみよう(25歳・働く女性の場合)

実際にどれくらいお得になるか計算してみましょう。25歳の女性が、年収300万円で年間12万円積み立てたとします。そうすると、所得税5%、住民税10%なので年間約1万8,000円の軽減メリットがあります。

35年続けるとそれだけで、約63万円の節税になります。さらに月1万円を年利3%で35年積み立てると、元金420万円に対して、約315万円の運用益が出ることになり、合計で約735万円になります。この金額は、運用益に約20%の税金がかかる通常の特定口座などと比較すると、約64万円もお得です。節税分も合わせると、合計約127万円もお得だということが分かります(あくまでも損を出さずに3%の運用が保たれた場合のシミュレーション結果であり、将来の運用成果を保証するものではありません)。

iDeCoを上手に活用して、自分のライフスタイルにあった積み立てをして、しっかりとした老後資金を作っていきましょう。

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